住吉大社といえば
商売発達・家内安全の
「はったつさん」
商売発達のために遠方から訪れる人も多く、早朝から大勢の参拝者でたいへんにぎわいます。月に一度の初辰まいりの日に、
種貸社、楠珺社、浅澤社、大歳社の四社をそれぞれにお参りするのが慣わしとなっています。
初辰まいりについて
商売や家庭の
発達繁栄を祈る
お参り
初辰とは、毎月最初の辰の日のことです。 この日に初辰四社を参拝すれば、より一層力を与えて守り助けてもらえると信仰されています。そして4年を一区切りとして、48回参拝すれば、満願成就となります。 これは、四十八辰、つまり始終発達するという意味からきたもので、4年間お参りを続けられるというのは、それだけ無事発達していることでもあります。

巡拝ルート
種貸社 (たねかししゃ)

お種銭(おたねせん)
※お種銭はご祈祷された方にだけお渡ししております
種貸人形
元種を授ける神
初辰まいり1番参りで、「願いの種」を授かります。
ご祈祷した「お種銭(おたねせん)」を授かり、これを商売などの元手に加えて、資本充実の祈願をします。
また、子宝祈願の崇敬も厚く、殿内にはお子様を授かった方が奉納した「種貸人形(たねかしにんぎょう)」が喜びの数だけございます。
- ご利益
- 資金調達・子宝・知恵
- 祭 神
- 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
- 初辰まいり受付時間
- 午前6時~午後3時30分
- 祈祷料
- 1,100円
※初辰まいり日以外は、楠珺社にて受付しております。
楠珺社
(なんくんしゃ)
通称:はったつさん

左手挙げが「家内安全」・「人招き」
右手挙げが「商売発達」・「お金招き」のご利益
初辰まいり中心の神社
初辰まいり2番参りで、「願いの発達」を祈ります。
「はったつさん」と親しまれ、古くより商いを営む方々から篤い信仰を受けております。毎月授かる「招福猫(しょうふくねこ)」は有名。
奇数月は左手を、偶数月には右手を挙げた小猫を毎月集め48体そろうと、満願成就の証として納めていただきます。そして一回り大きな招福猫と交換してもらい、今後のご繁栄を祈願します。
- ご利益
- 商売発達・家内安全
- 祭 神
- 宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
- 初辰まいり受付時間
- 午前6時~午後3時45分
- 祈祷料
- 1,500円
※平素開門時間:午前9時〜午後3時55分
招福猫の集め方
月の初めの辰の日「初辰日」に小猫を1体集め、玄関や居間におまつりしましょう。
奇数月には左手招きの小猫を求め家内安全を祈り、偶数月には右手招きの小猫を求め商売繁盛を祈ります。
月に一度の初辰(はったつ)日に小猫を集めること4年で48(しじゅうはち)体が揃い、始終発達(しじゅうはったつ)し、中猫1体と交換いたします。さらに中猫2体と小猫48体を揃え、12年目に大猫1体と交換いたします。
左右手招きの大猫を揃えて24年で大願成就となります。自らの努力で年月をかけ小猫から大猫へ。商売繁盛、家内安全。終始発達していきましょう。
小猫集めて 大猫に
浅澤社 (あさざわしゃ)

-
5月中旬には杜若(かきつばた)が
満開になります -
住吉大社の弁天さん
初辰まいり3番参りで、「芸事や美容の願い」に福を授かります。
住吉さんの弁天さんとも親しまれております。
女性の守護神としても知られ、住吉大社参拝の際、女性は必ずお参りするのが習わしです。また芸能上達のご利益から、芸人の方や、職人の方の崇敬も篤い神社です。
- ご利益
- 芸能上達・女性守護
- 祭 神
- 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
- 初辰まいり
- 午前6時~午後4時
※初辰日の祈祷は大歳社にて承っております
大歳社 (おおとししゃ)

-
大歳守(おおとしまもり)
48体で満願守と交換 -
大歳社境内のおいとしぼし社
「おもかる石」
収穫集金の神
初辰まいり4番参りで、「願いを成就」させてもらえます。
ご祈祷を受けた方に授ける、小石に「大」と書かれた「大歳守(おおとしまもり)」は集金のご利益があります。
また大歳社境内に鎮座する、おいとしぼし社の「おもかる石」は願いを占う石として知られ、初辰日は特に行列ができています。
- ご利益
- 集金満足・心願成就
- 祭 神
- 大歳神(おおとしのかみ)
- 初辰まいり受付時間
- 午前6時~午後4時
- 祈祷料
- 1,000円
※初辰まいり日以外は、楠珺社にて受付しております。
「初辰祈祷」
のすすめ
種貸社、楠珺社、大歳社では、各社ご祈祷を承っております。
ご祈祷をお受けいただきましたら、一願意(ご祈祷1回)につき、「稲種引換券」を1枚お渡しいたします。
次回の初辰日、この券を種貸社へ持参し、下記の通り順番にお参りいただきましたら、最終地の大歳社にて、御田(おんだ)で収穫された御神米(ごしんまい)をお授けいたします。
これが一層のご利益をいただける「みのりまいり」です。
※初辰まいりの日のみ行っております。

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一番参り 種貸社
種貸社で「稲種引換券」と
「籾種(もみだね)」を交換!
願いの元種は資本調達の意味。
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二番参り 楠珺社
「籾種」を持ち、楠珺社で
「稲穂(いなほ)」と交換!
豊かに実った稲穂は商売が発達する意味。
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三番参り 浅澤社
商売に必要な
機転・愛想を授かろう!
美容や諸芸上達にも!
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四番参り 大歳社
最終地の大歳社で、一粒万倍の
「御神米(ごしんまい)」を授かりましょう。
ご飯に混ぜてお召し上がりください。
5月の初辰大祭
楠珺社の年に一度の大祭
一年で最も大きなお祭りです。
日々の感謝を捧げ、さらなる発達をお祈りしましょう。
大祭のお供え
・御神酒(おみき)・お供え(現金・現物)・幟(のぼり)
- ※各社承っております
- ※幟(のぼり)は大祭にあわせてお取り替えいたします。
毎月のお供え
毎月、種貸社、楠珺社、浅澤社、大歳社の各社ではお供え(御神酒・現金等)を承っております。 初辰まいり日に、各社社頭にてお申込み下さい。
- 受付日
- 毎月初辰日
- 時 間
- 午前6時半頃~午後3時半
正月のお供え
・御神酒(おみき)・お供え(現金・現物)・提燈(ちょうちん)※ 献燈
- ※各社承っております
- 各社の提燈(ちょうちん)は、正月にあわせてお取り替えいたします。


令和7年 初辰まいり日一覧表
- 1月 11日(土)
- 2月 4日(火)
- 3月 12日(水)
- 4月 5日(土)
- 5月 11日(日)
- 6月 4日(水)
- 7月 10日(木)
- 8月 3日(日)
- 9月 8日(月)
- 10月 2日(木)
- 11月 7日(金)
- 12月 1日(月)

