松苗神事(まつなえしんじ)
日付:4月3日
場所:第一本宮
奉納された松の苗を境内に植樹し、献詠俳句の秀作を披露する神事です。
江戸時代に社前の松原が枯れ始めたことを惜しんだ俳人らが、「松苗勧進」を行って献木を斡旋し、併せて俳句の献詠を募り神前に奉納したものに由来します。この神事は緑化運動の先駆けともされています。
正印殿祭(しょういんでんさい)
日付:4月6日
場所:正印殿跡(しょういんでんあと)
住吉行宮のあったこの地で崩御された後村上天皇をしのぶお祭りです。
国の史跡指定「正印殿跡」は、住吉大社の神印を納め置いたことに由来し名づけたものといわれ、歴代神主の邸宅でした。その規模は敷地面積1万坪という壮大なもので庭園には紀州和歌浦より運んだ大小の石によって壮麗に築きあげられたといいます。南北朝期には南朝方の一大拠点となり、第97代後村上天皇の行宮(行在所)として津守神主によって正平年間に正印殿津守邸宅域内に増築されたものと言われています。後村上天皇は住吉行宮で崩御され、次代の長慶天皇は当地で即位されています。
※「吉野朝時代、後村上天皇は正平7年(1352)、大和賀名生の行宮より着御、津守国夏(住吉大社神主)の館を御座所と定められ、閏2月15日まで御駐輦あらせられた。また、正平15年(1360)には観心寺行宮より再び行幸があり、そのまま正平23年(1368)、崩御あそばされるまで行宮とされました。吉野朝後村上天皇はここを行在所として定め、およそ8年間、この住吉より天下に号令を発せられました。」
種貸社例祭(たねかししゃれいさい)
日付:4月9日
鉾社例祭(ほこしゃれいさい)
日付:4月14日
- 祭神
- 経津主命 (ふつぬしのみこと)
楯社とともに四本宮の前方左右に配置され、ご本宮を守護する武神です。本社は香取神宮です。
おいとしぼし社 春季例祭
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おもかる石
日付:4月15日
末社大歳社の境内にある祠で、もともとは境外で信仰をあつめていましたが昭和40年頃に現在の場所に移設されました。社前には「おもかる石」と呼ばれる願い事の可否を占う願掛けの霊石があり、休日には多くの参詣者で賑わいを見せています。春と秋に例祭が執り行われます。
五社春季例祭(ごしゃしゅんきれいさい)
日付:4月初申日
- 祭神
- 大領の祖神・板屋の祖神・狛の祖神・津の祖神・高木の祖神・大宅の祖神・神奴の祖神
住吉の神職七家祖神をお祀りしています。七家とは、住吉大神をお祭りされた初代神主・田裳見宿禰(たもみのすくね)の七人の子より始まる神職の家です。 春と秋に例祭が執り行われます。
昭和祭(しょうわさい)
日付:4月29日
昭和天皇の大業を称え、皇室の安泰と国の繁栄をお祈るお祭りです。
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1月
連日、新年を祝う盛大な儀式が行なわれ、人の流れが絶えることはありません
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2月
寒さも厳しい季節ですが、春への変わり目であり新春を迎える祭典があります
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3月
桃の節句を迎えると、草花にも芽が出はじめ、いろんな鳥たちの鳴き声が聞こえるようになります
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4月
住吉武道館の裏手にある枝垂れ桜「車返しの櫻」が、きれいに咲きほこります
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5月
初夏の神事や新緑、卯の花を楽しみに訪れる人で境内はにぎわいます
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6月
お祭りや新緑、卯の花を楽しみに訪れる人で境内はにぎわいます
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7月
夏祭りが繰り広げられ、うちわを持った浴衣姿の女性などで境内は華やかになります
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8月
夜にライトアップされた反橋は、とても幻想的で夏の暑さを忘れさせてくれます
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9月
朝夕が冷え込む時期ですが、観月祭に訪れると秋の夜長を楽しみたくなります
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10月
稲穂が黄金色に色づく御田や、境内の草木を楽しむのに絶好の季節です
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11月
稲だけでなく穀物全般の豊作を感謝して収穫をお祝いします
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12月
1年のしめくくりです。今年一年の感謝と、よい新年を迎えられるようお祈りしましょう