大歳社(おおとし しゃ)

  • 祭神:大歳神(おおとしのかみ)

集金満足・心願成就の神様

大歳社は、初辰まいりの締めくくりに参拝する慣わしで、心願成就を祈願する神社です。古くは五穀豊穣と収穫の神として祀られてきましたが、近世には商人たちの信仰をあつめて、集金の満足、契約の不変を祈るようになり、その感謝をささげる神社になりました。

ご祈祷では小石に「大」と書かれた「大歳守(おおとしまもり)」を授かり、集金のご利益を仰ぎます。

なお、大歳社の境内には「おいとしぼし社」という小さな祠(ほこら)が祀られており、神前にある「おもかる石」に念じて、持ち上げる時に感じる軽重によって、願いの成就を占う石があります。